甲州弁のブログ
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赤ちゃんモデルにしたいくらいかわいいS君が
まだ1歳半くらいのころのお話。
彼のパパは○田広之似、ママは大○しのぶをもっときれいにしたような美形さんたち。
当然、彼もおめめパッチリですっごくかわいくって都会的な子でした。
ある日、お邪魔してお茶を飲んでると、S 君がもみじのようなお手々を広げて、
「おいちいよ、喰っちめ」と一言。
うんぎゃー、彼の容姿にはあまりにもそぐわぬ言葉。
こっちも思わず目をぱちくりでした。
しかし、事はそれだけでは済まなかったのです。
わたしが帰ろうと車のドアを開けた途端にS君、
「けけてっ!」
どひゃー!!うそ!もう死語に近い甲州弁をまだ1歳半の、
それもこんなにカワユイお顔をしたS君のお口から聞くとは!
あ、「けけて」って、分かります?
これは「乗せて」「載せて」という意味。
「けける」←動詞基本形 「けけろ」←命令形 「けけれん」→「乗せられない」となります。
標準語からは想像もつかない甲州弁の世界でした。
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