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甲州弁のブログ
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新入生オリエンテーションで屋体内に飛び交うこの単語。おまんじゅうではありませんのよ。

わたしが出た高校は、当時、応援練習の厳しさで有名だった。

屋体に正座させられて、こわ〜〜〜〜〜い上級生たちに囲まれる。
特に恐ろしいのは破れ学帽の応援団員たち。
竹刀を床に打ち付けながら、こう怒鳴るのである。

「おまんとーはなー!てめーで選んで我が校に来たずらー!
これっからおれんとうが校歌を歌うからおべーとけーーー!」

これで大抵の新入生はビビる。恐ろしくて声なんかでるもんじゃない。
それなのに、一対一で校歌を歌わされるのだからたまったもんじゃない。
怯えて、口をモゴモゴさせていると、こうなる。

「女しんとうなんかは我が日○高校へ来なんでもよかっただどー!
おまんとーは○梨高校へ行っっちめーっ!!」

もうだめである。泣き出す。すると竹刀がどんどん鳴って、

「びーびーこくじゃーねえわっ!いいっちゅーまあで、ほこんとこで正座ぁー!」

そんなこと言われて正座してるから、立てと言われた時には足がしびれまくって立てない。

「・・・・・・;;」
泣くしかないのよ…。

こんな具合で先輩たちの愛の特訓は続くのだが、
わたしはこの行事だけで母校が大っ嫌いになった。

「なんでこんな学校に来ちゃったんだろ」と3年間考え続けてたからちっとも勉強しない。
必然的にし〜〜〜っかり落ちこぼれましたわ。

もし子供を持ったら、高校はネームバリューだけではなく、
よ〜く中の様子を調べて選ぶように教えようとつくづく思ったのさ。

「おまんとう」は「おまえら」のことです。
くれぐれも、お饅頭のような甘くておいしいものと間違えないでね。

で、翻訳。
「おまえらは自分で選んで我が校に来たんだろう?
これから、おれたちが校歌を歌うから覚えておけ」

「女子は我が日○高校へ来なくてもよかったんだぞ。
おまえらは○梨高校へ行ってしまえ!」

「びーびー言うんじゃない。良いというまで、そこで正座ぁ〜!」

今はどんなオリエーテーションしてるんでしょうね、山梨県音川高校?は・・・・・。
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