忍者ブログ
甲州弁のブログ
[28]  [23]  [12]  [5]  [6]  [27]  [26]  [22]  [4]  [24]  [3
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


新入生オリエンテーションで屋体内に飛び交うこの単語。おまんじゅうではありませんのよ。

わたしが出た高校は、当時、応援練習の厳しさで有名だった。

屋体に正座させられて、こわ〜〜〜〜〜い上級生たちに囲まれる。
特に恐ろしいのは破れ学帽の応援団員たち。
竹刀を床に打ち付けながら、こう怒鳴るのである。

「おまんとーはなー!てめーで選んで我が校に来たずらー!
これっからおれんとうが校歌を歌うからおべーとけーーー!」

これで大抵の新入生はビビる。恐ろしくて声なんかでるもんじゃない。
それなのに、一対一で校歌を歌わされるのだからたまったもんじゃない。
怯えて、口をモゴモゴさせていると、こうなる。

「女しんとうなんかは我が日○高校へ来なんでもよかっただどー!
おまんとーは○梨高校へ行っっちめーっ!!」

もうだめである。泣き出す。すると竹刀がどんどん鳴って、

「びーびーこくじゃーねえわっ!いいっちゅーまあで、ほこんとこで正座ぁー!」

そんなこと言われて正座してるから、立てと言われた時には足がしびれまくって立てない。

「・・・・・・;;」
泣くしかないのよ…。

こんな具合で先輩たちの愛の特訓は続くのだが、
わたしはこの行事だけで母校が大っ嫌いになった。

「なんでこんな学校に来ちゃったんだろ」と3年間考え続けてたからちっとも勉強しない。
必然的にし〜〜〜っかり落ちこぼれましたわ。

もし子供を持ったら、高校はネームバリューだけではなく、
よ〜く中の様子を調べて選ぶように教えようとつくづく思ったのさ。

「おまんとう」は「おまえら」のことです。
くれぐれも、お饅頭のような甘くておいしいものと間違えないでね。

で、翻訳。
「おまえらは自分で選んで我が校に来たんだろう?
これから、おれたちが校歌を歌うから覚えておけ」

「女子は我が日○高校へ来なくてもよかったんだぞ。
おまえらは○梨高校へ行ってしまえ!」

「びーびー言うんじゃない。良いというまで、そこで正座ぁ〜!」

今はどんなオリエーテーションしてるんでしょうね、山梨県音川高校?は・・・・・。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
Lihua
性別:
非公開
旧・甲州弁はおもしろい
eMac売却で更新できなくなった旧サイト。
こちらも、ぜひご訪問くださいませ。
フリーエリア
Counter
ご訪問ありがとうございます。

最新CM
(05/08)
最新TB
バーコード
ブログ内検索
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
忍者ブログ [PR]