甲州弁のブログ
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山梨の、某県民的民放局のキャラクターに
モモオ&モモッチ というのがありまして、なかなか気味が悪い。(あ、失礼)
で、兄が「モモオ」弟分の方が「モモッチ」っていうのですが、
甲州弁を知らない方ならきっと、「桃の産地だからつけた名前なんだべな」とか思うことでしょう。
でも、果たしてほんとにそうでしょうか?
実は、甲州弁に「ももっちい」という言葉があるんです。
桃の産毛でも連想しました?それとも、もっと別な方へ?
この言葉、子供の頃よく使いましたねー。
というか、使わざるを得なかったというか…。
叔父がまだ結婚する前、よくわたしたちを遊んでくれたんですが、
その現場で聞こえたこの言葉。
「おじちゃん、ももっちいじゃんけぇ。へえ、ももしちゃーやーだー」
「ほんなこというと、まっとももすぞ〜」
言葉の?な響きに反して、
子供の声はきゃっきゃ、きゃっきゃと楽しそう・・・・・。
もうお分かりになりました?
甲州弁で「ももっちい」は「くすぐったい」のこと。
動詞は「ももす」になります。
というわけで、「モモオ&モモッチ」はこの甲州弁から取ったのかな?なんて思ったのでした。
真相は依然謎。謎は謎のままです。はい。
モモオ&モモッチ というのがありまして、なかなか気味が悪い。(あ、失礼)
で、兄が「モモオ」弟分の方が「モモッチ」っていうのですが、
甲州弁を知らない方ならきっと、「桃の産地だからつけた名前なんだべな」とか思うことでしょう。
でも、果たしてほんとにそうでしょうか?
実は、甲州弁に「ももっちい」という言葉があるんです。
桃の産毛でも連想しました?それとも、もっと別な方へ?
この言葉、子供の頃よく使いましたねー。
というか、使わざるを得なかったというか…。
叔父がまだ結婚する前、よくわたしたちを遊んでくれたんですが、
その現場で聞こえたこの言葉。
「おじちゃん、ももっちいじゃんけぇ。へえ、ももしちゃーやーだー」
「ほんなこというと、まっとももすぞ〜」
言葉の?な響きに反して、
子供の声はきゃっきゃ、きゃっきゃと楽しそう・・・・・。
もうお分かりになりました?
甲州弁で「ももっちい」は「くすぐったい」のこと。
動詞は「ももす」になります。
というわけで、「モモオ&モモッチ」はこの甲州弁から取ったのかな?なんて思ったのでした。
真相は依然謎。謎は謎のままです。はい。
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甲州弁は詰まって縮んだ言葉、いわゆる促音ですね。それが接頭語化している言葉が実に多い。
故に、県外の方は一度聞いただけではキツい言葉に聞こえるのかな、などと思っている。
たとえば今日のタイトルの“おっかさむ”。
はい、あくまでも“おっかさんが寒い”んじゃないのだ。(あ、言うまでもない?こりゃまた失礼致しましたっ!)
これはものを“挟む”時に使う言葉である。
“押し込んで挟み込む”っていうニュアンスかな?
「この本と本のあいさにおんのヘソクリおっかさんどいただけんど、おまん使っちまっとうだか?」
とか
「ほれ、すきま風がへえるから、戸んとこへその辺のぼろっきれでもおっかさんどけ!」
とかね。
ああ、なんだか生活感にじみ出ちゃったかな?
やっぱ、ほら、おっかさんだから…。(あ、意味不明でした)
他に、
“ひっかしがる・ひっかしげる” “ひっかじくる” “くっちゃべくる” “かっちらかす” “ひっつぶす” “おっかぶさる” “ひっちげえる”
すごいなすごいな、みんな小さな「っ」が付いて縮んでいる接頭語。
これじゃあ初めて聞く人はおっかないわ、きっと。
さて、今日の甲州弁はいったいいくつ小さな「っ」を使っていたでしょうかっ?(←ABCならぬKBC作ろかしらん)(謎)
で、翻訳です。
「この本と本の間に俺のヘソクリ挟んでおいたんだけど、お前が使ってしまったのか?」
「ほら、すきま風が入るから、戸のところへその辺にあるぼろ布でも挟んでおけ!」
単語は
“傾ける・傾く” “掻く” “しゃべる” “散らかす” “潰す” “覆いかかる” “違える”
故に、県外の方は一度聞いただけではキツい言葉に聞こえるのかな、などと思っている。
たとえば今日のタイトルの“おっかさむ”。
はい、あくまでも“おっかさんが寒い”んじゃないのだ。(あ、言うまでもない?こりゃまた失礼致しましたっ!)
これはものを“挟む”時に使う言葉である。
“押し込んで挟み込む”っていうニュアンスかな?
「この本と本のあいさにおんのヘソクリおっかさんどいただけんど、おまん使っちまっとうだか?」
とか
「ほれ、すきま風がへえるから、戸んとこへその辺のぼろっきれでもおっかさんどけ!」
とかね。
ああ、なんだか生活感にじみ出ちゃったかな?
やっぱ、ほら、おっかさんだから…。(あ、意味不明でした)
他に、
“ひっかしがる・ひっかしげる” “ひっかじくる” “くっちゃべくる” “かっちらかす” “ひっつぶす” “おっかぶさる” “ひっちげえる”
すごいなすごいな、みんな小さな「っ」が付いて縮んでいる接頭語。
これじゃあ初めて聞く人はおっかないわ、きっと。
さて、今日の甲州弁はいったいいくつ小さな「っ」を使っていたでしょうかっ?(←ABCならぬKBC作ろかしらん)(謎)
で、翻訳です。
「この本と本の間に俺のヘソクリ挟んでおいたんだけど、お前が使ってしまったのか?」
「ほら、すきま風が入るから、戸のところへその辺にあるぼろ布でも挟んでおけ!」
単語は
“傾ける・傾く” “掻く” “しゃべる” “散らかす” “潰す” “覆いかかる” “違える”
もしかして、わたしのこと?
面白いエピソード、ええかんあるだけんどね。
今日はへえ、じょうぶくたびれちまったから、かんげぇるずくもねぇ。
わりぃじゃんね。ずでぇずくなしで。
翻訳です。
面白いエピソード、たくさんあるんだけどね。
今日はもう、とても疲れちゃったから、考える気力もない。
悪いですね、まったく根性無しで。
ぶんだす
このイントネーションはちっとむずかしいよ
て〜れっ!
朝っぱら早くっから ぶんださねーならんだに、ずでぇ雨が降ってるさ。
やーじゃんね。
ささらほうさらじゃん。
こんねんやせったいだに、あたしゃぁ なにょーこいてるずらか?
ふんじゃあ、翻訳はけえってきてからね。
待っててくりょうしね。
ということで、帰って来たときはもうくったくたで気力無し。
翻訳、遅くなりましたがこちらでどうぞ。→「ぶんだす」 の翻訳
●ー● ●
「出かける」という意味のこの甲州弁、●↗ ↘●ではなく、 ↘●ー●ー●になります。
くれぐれもお間違いなく!(いえ、別に使う必要もないですね、はい)
このイントネーションはちっとむずかしいよ
て〜れっ!
朝っぱら早くっから ぶんださねーならんだに、ずでぇ雨が降ってるさ。
やーじゃんね。
ささらほうさらじゃん。
こんねんやせったいだに、あたしゃぁ なにょーこいてるずらか?
ふんじゃあ、翻訳はけえってきてからね。
待っててくりょうしね。
ということで、帰って来たときはもうくったくたで気力無し。
翻訳、遅くなりましたがこちらでどうぞ。→「ぶんだす」 の翻訳
●ー● ●
「出かける」という意味のこの甲州弁、●↗ ↘●ではなく、 ↘●ー●ー●になります。
くれぐれもお間違いなく!(いえ、別に使う必要もないですね、はい)
赤ちゃんモデルにしたいくらいかわいいS君が
まだ1歳半くらいのころのお話。
彼のパパは○田広之似、ママは大○しのぶをもっときれいにしたような美形さんたち。
当然、彼もおめめパッチリですっごくかわいくって都会的な子でした。
ある日、お邪魔してお茶を飲んでると、S 君がもみじのようなお手々を広げて、
「おいちいよ、喰っちめ」と一言。
うんぎゃー、彼の容姿にはあまりにもそぐわぬ言葉。
こっちも思わず目をぱちくりでした。
しかし、事はそれだけでは済まなかったのです。
わたしが帰ろうと車のドアを開けた途端にS君、
「けけてっ!」
どひゃー!!うそ!もう死語に近い甲州弁をまだ1歳半の、
それもこんなにカワユイお顔をしたS君のお口から聞くとは!
あ、「けけて」って、分かります?
これは「乗せて」「載せて」という意味。
「けける」←動詞基本形 「けけろ」←命令形 「けけれん」→「乗せられない」となります。
標準語からは想像もつかない甲州弁の世界でした。
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