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甲州弁のブログ
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暑い!!!!!!

暑いったら暑いったら暑いったら暑いだわ!
どーゆーでこんねん暑いずらか!

梅雨が明けたっちゅーだけんど、ちょうきゅうに雨も降らんかったじゃん。
これっからまだ、えーかんこういう暑さが続くっちゅこん?

へえ、おらあ、せえせえだわ!!!

翻訳
暑いったら暑いったら暑いったら暑いんだ!
どうしてこんなに暑いのかしら?

梅雨が明けたと言うけれど、ろくに雨も降らなかったじゃない。
これからまだ、かなりこの暑さが続くっていうこと?

もう、わたしは飽き飽きだわ!!!
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あらま〜、先月の28日以来更新してないこのカテゴリ。

ちょっと仕事がたて込んで、なかなかこっちまで手が回らなかったわけです。
いえ、PCの前にいるんですけどね。

で、今取りかかっている仕事は美容院が発行する小冊子。
これがまたなかなか手の込んだモノで、取材にも何度か行かにゃならなかったわけです。
ということで、取材のついでに自分の髪も切ってもらうことにしました。

「さて、今日はどのように致しましょうか?」と聞かれて、
思わず、「今度ピアノの発表会があるから、この前髪が"やぶせったい"んで切ってください」と言ってしまったのです。
若い美容師さんなら思わず吹きますね、ほぼ100%。(まあ、「お客さまに失礼」ということで、愛想良く笑ってくれますけどね)

このシチュエーションからお分かり(?)のように、甲州弁では「鬱陶しい」ことを「やぶせったい」といいます。
今入力してて気づいたんだけど、なんかアヤシ気な文字で変換されちゃいました。

「薮接待」・・・・・・(=_=;)

くわ〜〜〜っっち! 
まるで極悪商人が悪徳代官を接待してるみたい・・・・・。
こんな文字で表記されたら
「越後屋、そなたもワルよのう〜。誰も近づかぬであろう暗い薮の中の寮で山吹色の菓子を渡そうとは・・・。ふぉっふぉっふぉ・・・・・」。
「いやいや、お代官様こそ…。このような薮の中までお越しいただいて恐縮でございます。ふぁっふぁっふぁっふぁっふぁっ・・・・・」。
てな会話が聞こえて来そうですねー。(←明朗快活勧善懲悪白黒明白時代劇好き)

ふぁっふぉっふぁっふぉっふぁっふぉっふぁっふぉっふぁっふぉっふぁっ!



この間ちょっとお上りさんして

頭の中はすっかり都会人モードだったので、甲州弁カテゴリへのカキコが滞っておりました。
そこで、今日は従妹のところへトマト買いに行って、思いっきりベタな甲州弁でくっちゃべくって参りました。 あー、すっきりした!
←家に帰ってくるなり一個丸かじりしたら、ほんとにおいしかった〜!

で、今日の会話。

わたし「てっ!美○起ちゃんてば、バイクに乗ってるだけ〜!」
従妹「ほうだよ。これが一番ごっちょうないじゃん。ふんだけんど、ほれ、ほこいらじゅうぶっつけちまってるだよ。」
わたし「ほうだね〜。運転にゃぁ気をつけろし。だっちもねーしがえらくいるだから」
従妹「まったくやーじゃんね。」
わたし「ほういえば、子供んとうは元気け〜?」
従妹「元気さよ〜!けん○なんかあたしよりこんねんでっかくなっちまったじゃん。顔もちっとちっくくなっただよ」
わたし「あれ、ほうけ〜?あたしなんか、このくれ〜ちっくい頃しかおべ〜ちゃーいんから、今、けん○に会ってもわからんらね〜。」

あら、こうやって入力してみるとすごい・・・・・・。
県外の方、通じますか?
翻訳できたら、あなたは立派な甲州人です。(爆)



えー、世間には世迷い言という言葉がありまして、これは“ぐち”みたいな意味でしょうか。

わたしが結婚してからは、父と妹の二人暮らし。
この親子、どっちもどっちで気難しいし気も強いので、さもないことで年中親子で口喧嘩してました。
そんな時にわたしが実家に行くと、父が
「○○に(妹)また、よまわれちまったわ」なんて言います。

世迷い言は、どちらかというと自分や世の中に対してどうにもならないことをぐちるって感じですが、
甲州弁の「よまう」は相手に対しての言葉です。
その受け身が「よまわれる」

「先ころ、一方通行を逆走しちまったら、近所の駐在さんによまわれちまっとぉー」とか
「ほんなこんしてぇると、あのえの頑固おやじによまわれるど」
なんてよく使ってましたね、昔は。

甲州人でも最近はほとんど使わない言葉の一つでしょうか?
でもこの「よまう」という甲州弁、
「怒る、叱る」「怒られる、叱られる」とはまた違ったニュアンスだと思うのですが。
まったくの怒りの感情ではなく、ちょっと冗談めいた感じで、相手への愛情がある場合に使う、
柔らかい言葉としてわたしは受け止めています。

で、上の分の翻訳です。
「先日、一方通行を逆走してしまったら、近所の駐在のまわりさんに叱られてしまった」
「そんなことしてると、あの家の頑固おやじに叱られるぞ」

う〜ん、よまう、よまわれるを標準語にすると、やはり怒るとか叱るになってしまいますね。
方言って、その土地の人だけに分かる独特なニュアンスを持っているものですね。
昨年の大晦日に大雪が降り

雪かきをした後の雪は庭の花壇に積まれている。
ところが、わが家では冬の間、生ゴミをそこに埋めている。
で、妹曰く。
「雪があるから当分ゴミがイケられんじゃんね」。



また、この写真のように土ネギをいただいたりすると、「ネギをイケといたらかね」と言う。

イケる。
イケてるとかイケてないとか、そういう言葉じゃなくって、
甲州弁では“埋める”という意味。

標準語にある言葉でも、甲州弁では全く別の意味になってしまうものが多い。
この『イケる』とか、『かじる』、『こわい』などなど。

『かじる』の意味は☆うっち〜の甲州弁講座 サイト内の『甲州弁辞典』をご参照ください。
『こわい』はこちら→
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